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16. セントラル・ヒーティング

セントラルヒーティングとは建物の一ヶ所に設けた熱源装置から熱を各部屋に送って室温を上げる暖房システムです。 ボイラー等の加熱装置が温水を作り、各部屋にあるラジエーターに回され各部屋を暖かくするのが一般的な方式となっております。 この方式は各部屋や廊下間の温度差が小さくなり、結露が少なくなるほか、家全体を暖める場合には各部屋に暖房を設置するよりコストが安くすむなどのメリットがあります。

各装置について

主なボイラーの種類

タンク式ボイラー

このタイプはボイラーとは別にお湯を溜めるタンク(Hot Water Cylinder)を必要とします。このボイラーが暖めたお湯(液体)が、タンク内の中央まで通っているスプリング状のパイプまで供給されます。このタンク内に溜めてあるお水がこのスプリング状のパイプから放出する熱により温められ、お湯として使用できるようになるわけです。スプリング状のパイプを通ったお湯(液体)は再度ボイラーに戻り、循環し温め続けられることにより、タンク内のお湯の温度を一定に保つシステムとなっています。又、タンク内のお湯を使用することにより、水が補給されますので一定量を使用するとタンク内は再度、冷水に戻ります。

◎ 利点
お湯を溜めるタンクに棒状の電熱器(イマーションヒーター)がある為、ボイラーが故障して修理が必要になった場合でも、この電熱器でお湯を沸かすことができます。(大きなケトルの原理)

◎ 欠点
一度に使えるお湯の量が限られてしまうため、数人が時間を空けずにシャワーを浴びたりお風呂に入ったりするとことが出来ません。又、お湯の水圧が弱い場合があります。通常お湯を温めるのに、30分から1時間程(タンクの大きさによる)の時間が掛かってしまいます。

コンビネーションボイラー

瞬間湯沸かし器。一定量の必要なお湯を瞬時に沸かすことができます。

◎ 利点
お湯を溜めるタンクを必要としない為、収納スペースがその分確保できる。 お湯を使いたい時間に使いたい放題、瞬時に使用することが出来ます。

◎ 欠点
ボイラーが故障すると、全くお湯、暖房が使えなくなり、修理に時間が掛かります。 お湯が暖房より優先される為、お湯を使用している間、暖房が機能しなくなります

タイマー、コントロールパネル

ヒーティング・システム(暖房)とホット・ウォーター(給湯)のタイマーがセットできる装置となります。通常は1日2回から3回、曜日別に暖房とお湯に分けて設定することができます。 (システムによってはお湯と暖房のタイマー・セットが一緒になっているもの、お湯のスイッチが入っていないと暖房が入らないものもあります。)これを自分の生活リズムに合わせて設定することにより、不在時の高熱費を大まか削減することができます。アナログの物は時計状になっており、盤が回転して設定時間後との入切が行われます。

室内温度調節器(サーモスタット)

◎ラジエーターの温度調整用 セントラルヒーティングが入っている状態で室内の温度を調節できるもの。目盛りに合わせた温度を保つようにラジエーターの入り切りが自動的に行われます。 ◎室温調整用 お好みの室温に設定することが出来ます。(通常は20度~22度に設定) この設定に応じてセントラルヒーティングが室温をお好みの温室に保つよう作動します。

ヒーティングシステムとの賢い付き合い方

まず、お湯、暖房がつかない場合はまずボイラーの電源が入っていることを確認してください。
電源が入っているのに作動しない場合は先ず、ブレーカーが落ちていないかを確認してみましょう。
次に、ボイラーの種火は点いていますでしょうか?種火が点いていない場合は電源を再度入れることにより自動的にリセットされます。(種類によってはボイラーに付いている点火装置を押し、自分で点火しなくてはいけない場合もあります。) タイマー/コントロールパネルのセッティングはオンになっておりますでしょうか?
室内温度調節器(サーモスタット)は適正温度の20度から22度設定になっている状態、ラジエーターのつまみの目盛はゼロになっていないでしょうか?
以上、ご確認の上、全て正常にセッティングされているようでしたら、大家さん、弊社物件管理部/JACカスタマー・サービスにご連絡ください。エンジニアのアレンジが必要です。

ラジエーターのつまみ部分にサーモスタットが付いている場合は各部屋で温度調整が行えますが、付いていない場合はお湯の流れを考えた上で、全部空けた状態にしてお部屋の温度調整するサーモスタットにて室温を調整することをお勧めします。