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11. 学校情報

お子様にとってとても大切な学校のこと。帰国後を考えて日本人学校に通われる方、イギリスで暮らすからこそ現地の学校を選ばれる方、それぞれいらっしゃいますが、現地校の場合お住まいの地域によって通える学校が決まってきますのでご注意ください。 イングランドとスコットランドの教育システムは多少異なりますが、今回はイングランドの教育システムを説明しています。

① イギリスの教育システム

日本の教育システムと比べてまず一番の大きな違いは、学校の始まりが4月からではなく9月からだということです。ただ、日本と同じ3学期制となっています。 次に、学年の違いです。日本では、小学校は6歳から始まりますが、イギリスのプライマリースクールでは5歳からレセプションクラスが始まり、その後各学年をYear1(イヤーワン)から順番に数えていきます。次のセカンダリースクール(日本の中学校)に進むのは、9月以降にYear7(11-12歳)になる子供達で、セカンダリースクールをYear11(15-16歳)で終えると義務教育の終了となります。

義務教育を終えた学生達は、GCSE(General Certificate of Secondary Education)という試験を受けます。受験科目は、Year 9(13-14歳)の際に本人達によって選ばれ、Year10-11(14-16歳)のGCSEコースで試験の準備をします。この試験で良い成績を取った学生達は、2年間の大学準備コース(Sixth Form)へと進み、コースの最後に統一試験Aレベル(Advanced Level)を受けます。この試験結果により、希望の大学に入学できるかどうかが決定されます。また、インターナショナルスクールなどで一般的に受験する、IB(Intenational Baccalaureate)やEB(European Baccalaureate)なども大学進学試験としてイギリスで認められています。

◎ 新たな教育資格『ディプロマ』

2008年9月から2011年にかけて、新たな教育資格『ディプロマ』が導入されます。 対象は14-18歳(Year10-13)の学生で、『IT』や『クリエイティブとメディア』など様々な分野で3つのレベル、The Foundation Diploma, The Higher Diploma, The Advanced Diplomaに分かれています。GCSEやAレベルのコースと合わせて受講することが可能で、取得すればGCSEやAレベルへの点数換算が可能になります。

② 学校への出願方法

出願に関する注意点

  • 出願方法は、既にイギリスに住んでいる方々と、イギリス国内で引越し、またはイギリスに転勤されてきた方々によって異なります。
  • 公立校、私立校やインターナショナルスクールによって出願方法は異なります。
  • 大前提として、公立校への正式な出願には、お住まいの住所が必要となります。
  • 公立校のセカンダリースクールでも、進学校になると入学試験で一定以上の点数を取得しないと入学が許可されない学校 などもあります。

イギリスに住んでいる方々

お住まいになっているカウンシルのウェブページで、出願方法や日程をお調べ下さい。それぞれのカウンシルによって、多少異なります。通常は、9月入学を目指して同年の1月頃までに各カウンシルへの出願を終えます。大体、3校前後の学校に優先順位をつけて出願をすると、子どもや家族の家庭状況、住所や信仰宗教などを考慮され、各学校に振り分けられます。学校によっても多少異なりますが、以下の条件などが入学許可に考慮されます。

  • 特定の宗教への信仰がある(イギリス国教会などの宗教団体が学校の出資・運営をしている場合)。
  • 兄弟・姉妹が既に希望校に通学している。
  • 住所が学区内にある(賃貸契約書や水道・ガス・電気などの請求書での証明が必要)。

引越し・転勤された方々

多くの方々の場合は既に出願期限が過ぎていますので、直接学校へ出願されることをお勧めします。通常は、ウェイティングリストで順番を待つことになりますが、前述の条件などが同様に入学許可に考慮されますので、必ずしも順番通りではありません。また、希望校への入学に時間がかかる場合に備え、近くにある別の学校の情報も事前に収集して下さい。